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ポケット型WiFiについて深く知る

【パターン別】ポケット型WiFiの「通信速度制限」の解消法

ポケット型WiFiの速度制限ってどうやったらなるの?

ポケット型WiFiを使っていると、時々「あれ?なんか今日は遅いな」と思うことはありませんか?

ほとんどのケースで通信速度が突然遅くなるのはキャリアが定めた速度制限に引っかかったからです。
速度制限は通信制限と呼ばれることもあり、一定期間に大量のデータ通信を行ったユーザーに対するペナルティのようなものです。

では、一体どのような基準でこの速度制限状態となるのでしょうか。

今回は速度制限が適用される基準及びその解消方法などについて解説いたします。

WiMAXの速度制限3つのパターン

速度制限になる条件は、WiMAXワイモバイルとで異なります。

参考ワイモバイルとWiMAXを徹底比較!無制限・料金・端末性能の情報

まずはWiMAXの条件からご説明しましょう。
WiMAXのポケット型WiFiユーザーが速度制限ペナルティを受ける条件は以下の3パターンあります。

1、 月間7GBのプランを契約している

WiMAXの契約が無制限ではなく7GBの上限があるUQ Flatツープラスプランで契約している場合、月間トータルでのデータ通信量が7GBを超えた場合に速度制限が適用されます。

7GBを超えた分の通信速度ですが、月末まで最大128kbpsとなります。

2、3日で10GB以上のデータ通信を行った

このパターンがWiMAXの速度制限の中で最も分かりにくいものの一つです。

前提として3日間で10GB以上のデータ通信を行ったユーザーに対して適用されます。

ただし、10GBを超えた時点で即適用されるわけではなく、超えた日の翌日夕方から適用されることになります。
また、速度制限が発生する時間帯は18時~翌2時頃までであり。それ以外の時間帯は発生しません。

3日間をさかのぼってデータ通信量を測定し判断するため、毎日利用しているユーザーは速度制限が発生したりしなかったりという状態が続きます。

また、速度制限が発生する時間帯も限定されているため、昼間はサクサク通信できるため制限状態であることをユーザーが意識しないこともあります。

速度制限時の通信速度は最大1Mbpsと1のケースよりも緩いですが、それでもやや不便であることは否めません。

3、 ハイスピードプラスエリアモードで7GBを超える

WiMAXのポケット型WiFiにはハイスピードプラスエリアモードがあり、WiMAX2+が届かない地下鉄や郊外でも問題なく通信できるためついつい便利に使ってしまいます。

通信速度もノーマル(ハイスピードモード)よりも若干早くなるので、通常時もハイスピードプラスエリアモードに設定したままというユーザーも多いでしょう。

しかし、ハイスピードプラスエリアモードでの通信が月間7GBを超えると速度制限が発生します。
制限内容は月末まで最大128kbpsとなります。

このパターンの怖いところはWiMAXの契約プランが無制限でも適用されること、そして速度制限に気づいてポケット型WiFiの設定をノーマル(ハイスピードモード)に戻したところで月末まで速度制限は解除されないということです。

Y!mobileの速度制限2つのパターン

Y!mobileのポケット型WiFiの場合、速度制限は以下2つのパターンで発生します。

1、アドバンスオプション未加入

Y!mobileとの契約時、月間のデータ通信量が無制限となるアドバンスオプションに加入していない場合、7GB/月が上限となります。
つまりWiMAXの1と同様、実質的な月間通信量の上限が設定されておりそれを超えると最大128kbpsでの通信となるのです。

2、3日で10GB以上のデータ通信を行った

こちらもWiMAXの2と同じ条件。
3日間の合計が10GBを超えた場合、翌日の18時~翌1時に最大約1Mbpsに速度制限されます。

速度制限状態になるとまともにデータ通信できなくなる!

速度制限が1Mbpsの場合、ストレスはありますがまだなんとかデータ通信ができる通信速度です。

しかし、128kbpsに制限されると、ノートパソコンでのデータ通信はほぼ無理です。

スマートフォンでもニュースサイトやSNSの表示に相当な時間を要します。
せっかく毎月高い料金を払って契約しているポケット型WiFiが「全く使い物にならない」状態になるのです。

【パターン別】速度制限の解除方法

では、万が一ポケット型WiFiが速度制限となってしまった場合の解除方法をご説明します。

ただし、「月間7GBのプランを契約している場合」と「ハイスピードプラスエリアモードで7GBを超えた場合」は「月末になるまで待つ」という方法しかないため、ここでは説明を省きます。

◇3日で10GB以上のデータ通信を使った場合

このケースの場合、ポケット型WiFiの速度制限の判断材料となるのは過去3日間のデータ通信量です。

従って、単純に1日のデータ通信量を減らせば回復します。

無料WiFiやカフェなどポケット型WiFi以外の通信手段を使ってポケット型WiFiを1日休ませるなどすればよいでしょう。

◇ アドバンスオプション未加入の場合

Y!mobileのポケット型WiFiの場合、追加のデータ量を購入することが可能です。
500GBあたり500円とやや割高ですが、128kbpsで我慢するよりもずっとマシです。

ポケット型WiFiユーザーはマイページから簡単に申し込むことができるので、万が一速度制限になってしまった際は手続きを行ってみてもよいでしょう。

【動画解説】ポケット型WiFiの「通信制限」への対策方法

通信制限への対策法は以下の動画でも解説しています。ぜひ参考にしてください。

■まとめ

ポケット型WiFiの速度制限基準はいろいろなパターンがあるためわかりにくいものです。

適用されるとその間はポケット型WiFiの利用がかなり制限されるため想像以上に不便なものとなります。

自身が利用しているキャリアや設定をしっかりと頭に入れ、速度制限ペナルティを受けないよう賢く利用していきましょう。

なお、速度制限を気にしたくないのなら、無理な使用をしない限り速度制限がないクラウドSIMのポケット型WiFiがおすすめです。
中でもゼウスWiFiは月額料金が安いので検討の価値があります。

参考【ゼウスWiFiの評判】実際に契約して他社と比較!

 

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こーいち

元外資系ITキャリア勤務。PtoP高速データ通信事業の事業戦略を担当。その後某格安SIMのセールスエンジニア、某光回線のサポートセンターオペレーターとして勤務。無線通信回線、固定回線共に精通。 2015年からフリーランス。

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