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ポケット型WiFiについて深く知る

ポケット型WiFiの電波が入りにくい場合の対処方法4選

ポケット型WiFiが「圏外」になってしまう場合

どこにでも自由に持ち運びでき、ストレスのない高速通信が可能なポケット型WiFi。

しかし、肝心の電波が届かなければ宝の持ちぐされになってしまいます。各事業者はインフラ投資に力を入れており、年々高速通信可能エリアは広がっていますが、それでも田舎へいくと圏外になることもしばしばあります。

参考:田舎に強いポケット型WiFi

また、WiMAX系で使用されている電波は障害物に弱いという特性があります。
高層ビルの谷間や大規模マンションの低層階、高い崖に面した家などにおいては、例え通信可能エリア内であったとしても圏外になってしまうことがあります。

このように通信可能エリア内にいるにもかかわらず圏外となってしまった場合、どう対処すればいいのでしょうか?

今回はWiMAX2+対応モバイルルーターを例に挙げ、WiMAXエリア内にいるにもかかわらず圏外となってしまう場合の有効な対処方法をご紹介いたします。

ポケット型WiFiの電波が弱い場合の対処法は大きく4つ

ポケット型WiFiが圏外となってしまう場合、有効な対処方法は大きく分けて4つあります。

  1. クレードルを活用してみる
  2. ポケット型WiFiを窓の近くに置いてみる
  3. UQ宅内アンテナを使ってみる
  4. ハイスピードプラスエリアモードにしてみる

これらの対処法のうちどれか1つ、あるいは複数を組み合わせることで圏外からエリア内になることがあります。

ではそれぞれの対処方法について具体的に見ていきましょう。

対処法1:クレードルを活用してみる

ポケット型WiFiに購入オプションとしてついてくるクレードルを使うことで電波を拾いやすくなります。

ややオカルト的ではありますが、ポケット型WiFiは地面と平行に置くよりも地面と垂直方向に固定したほうが空中に飛び交う電波を拾いやすいと言われています。クレードルを用いることでポケット型WiFiを垂直に固定できるため、電波が捕まりやすくなるのです。

また、「Speed Wi-Fi NEXT WX03」のようにクレードル自体に電波を拾いやすくするための拡張アンテナを内蔵しているタイプもあります。

このような機種の場合はクレードルを活用したほうが電波の入りだけでなく通信速度も向上するでしょう。

対処法2:ポケット型WiFiを窓の近くにおいてみる

WiMAXの通信用電波は障害物に弱く、家の外壁などでも遮られてしまうことがあります。従って、ポケット型WiFiを窓の近くに置くことで障害物の影響を少なくし、電波の捕まりを改善する方法もあります。

この場合、できるだけ外が開けた窓を選択するようにしましょう。窓の外が隣のマンションの壁だったりコンクリートブロックだったりするとあまり効果はありません。
また、マンションなどの場合はバルコニーに置いてみるのも手です。

対処法1のクレードルと組み合わせてみるとより効果があるでしょう。

対処法3: UQ宅内アンテナを使ってみる

もし自宅のインターネット回線が「auひかり」の場合、UQ宅内アンテナの設置が可能です。

参考【auひかりは速い?】評判とメリット・デメリットを徹底解説

これはWiMAXの電波が入りにくい建物に対して、UQコミュニケーションズが行う宅内工事のひとつです。
初期費用や月額利用料などのコストは一切発生せずに自宅をWiMAXに適した環境にできるため非常に便利です。

具体的には、WiMAX2+対応の小型基地局を宅内に設置するというもの。まさに自分専用の基地局となるため電波状況とともに通信速度的にもかなり改善されるものです。

ハイスピードプラスエリアモードにしてみる

WiMAX2+の電波は入らないけどスマートフォンは使えるというような場合、モバイルルーターの設定で「ハイスピードプラスエリアモード」を選択してみましょう。

ハイスピードプラスエリアモードの場合、通常のWiMAX2+に加えてauの4Gネットワークを使ってデータ通信を行います。4GネットワークはWiMAX2+エリアに比べてかなり広い範囲が通信可能エリアに設定されており、かつ障害物にも比較的強い電波を使用しています。

従ってWiMAX2+の電波が入りにくい場合でも4Gネットワークを利用した通信が可能となるのです。

対処法(番外編):UQWiMAXに要望を出してみる

最後に、即効性はありませんが電波が入りにくいことをUQコミュニケーションズに伝えて改善してもらう方法もあります。

UQコミュニケーションズのホームページにはユーザーからのエリアに対する改善要望を受け付けるページがあります。

そこに意見を提出することで、将来的に電波状況が改善される可能性があります。
上記4つの対処法をためしてもなかなかうまくいかない場合、こちらへ要望を送ってみるのも手ですね。

まとめ

ポケット型WiFiが圏外になってしまう場合、クレードルの活用や置き場所を変えるなどいろいろな方法で解消することができます。

「圏外なので使えない」とあきらめるのではなく、まずはこれらの方法を試してみることで快適な高速データ通信が実現できるかもしれません。
せっかく手にした便利なポケット型WiFiを簡単に手放してしまわないよう、あれこれトライしてみてください。

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こーいち

元外資系ITキャリア勤務。PtoP高速データ通信事業の事業戦略を担当。その後某格安SIMのセールスエンジニア、某光回線のサポートセンターオペレーターとして勤務。無線通信回線、固定回線共に精通。 2015年からフリーランス。

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