置くだけWiFiはホームルーターとも言います。安いだけでなく工事不要ですぐにネット回線が整うのでおすすめです。
今回は、無制限の置くだけWiFi(ホームルーター)を初心者にも分かりやすく徹底比較、メリットだけでなくデメリットまで丁寧に見て行きましょう。
- 置くだけWiFi鉄板のおすすめがドコモhome 5Gである理由
- 置くだけWiFi(ホームルーター)は結局どこが一番安いの?
- 安くておすすめの無制限「置くだけWiFi」はこれだ
- 置くだけWiFiと光回線、ポケット型WiFiは何が違うのかを完全解説
- 【要チェック】置くだけWiFiの安さ以外の3つの重要ポイント
- 置くだけWiFiはスマホのセット割で選ぶ
- 置くだけWiFiがおすすめなのはこんな方!
- 置くだけWiFiがおすすめできないケース
- 置くだけWiFiの7つのメリット
- 置くだけWiFi実機レビュー。実際の速度はどれくらい?
- 置くだけWiFiのデメリット、注意点!
- 置くだけWiFiを実際に使ってみた評価
- あなたはどれ?ケース別おすすめ置くだけWiFi
- 置くだけWiFiよくある質問(FAQ)
- 置くだけWiFiの解説動画
- 置くだけWiFiの選び方まとめ
置くだけWiFi鉄板のおすすめがドコモhome 5Gである理由
結論から初めに言うと現在、置くだけWiFiでもっともおすすめなのはドコモhome 5Gです。
次の項目で解説しますが、置くだけWiFiは利用中の携帯電話のセット割があるものを選ぶのが基本です。
しかし、スペックを比較すると、どの置くだけWiFiよりドコモのhome 5Gが圧倒的に高いなのです。
【置くだけWiFiの通信速度比較】
最大速度 | 実測平均 | |
home 5G (ドコモ) | 4.2Gbps | 212.15Mbps |
ソフトバンクエアー (ソフトバンク) | 2.1Gbps | 76.31Mbps |
Speed Wi-Fi HOME 5G L11 (KDDI) | 2.7Gbps | 126.77Mbps |
Rakuten Turbo (楽天モバイル) | 2.1Gbps | 77.61Mbps |
※みんそく調べ
最大速度はベストエフォートというもので理想的な環境ではこのくらいの速度が見込めるというものです。
ちなみに一般的な光回線は1Gbpsですからその速さが分かります。
実測平均は実際に出る通信速度の平均値です。
home 5Gが実測平均でもソフトバンク、KDDIの置くだけWiFiに3倍以上の差をつけて高速なのが分かります。
ちなみに光回線のフレッツ光ネクストの実測平均は273.5Mbpsなのでhome 5Gが光回線に迫る通信速度を出しているのです。
加えてSNSでの評判も非常に良いのもhome 5Gの特長です。
月額料金は4950円と他社よりやや高いですがスペックの差を考えると妥当と言えます。
もちろんデータ上限なしの無制限、端末代の月賦はドコモが代わりに支払ってくれるので実質無料です。
ドコモ以外の方でも置くだけWiFiにスペックを求めるならまずはhome 5Gを検討しましょう。
15000円のキャッシュバックキャンペーンがあるので月額実質料金はさらに安くなります。
置くだけWiFi(ホームルーター)は結局どこが一番安いの?
置くだけWiFi(ホームルーター)というとソフトバンクエアーが有名ですが、現在はドコモやWiMAXからも出ています。
ソフトバンク、ドコモ、auとUQのKDDIグループ。さらに楽天モバイル。これら5社が置くだけWiFiの主要な選択肢。
置くだけWiFiの相場は月額4000円~5000円台前半でプロバイダも不要。光回線より月額にしておおよそ1000円以上安いのが魅力です。
【置くだけWiFi(ホームルーター)比較表】
月額実質 | 端末費用 | |
---|---|---|
■ソフトバンクエアー | ||
ソフトバンクエアー | ~12ヶ月目まで:3080円/月 13ヶ月目以降: 5,368円/月 月額実質4605円 ※3年利用の場合 | 月賦1980円×36 月賦代ソフトバンク負担で実質無料 |
モバレコエアー | 1~2ヶ月目: 2167円 3~24ヶ月目: 36790円 25ヶ月目以降: 5368円 -30000円キャッシュバック 月額実質3324円 ※3年利用の場合 | 月賦1980円×36 月賦代ソフトバンク負担で実質無料 |
■ドコモ | ||
home 5G | 4950円 | 39600円 月賦1100円×36 月賦代ドコモ負担で実質無料 |
■au+WiMAX | ||
au | 4620円 | 実質無料 |
GMOとくとくBB | 3713円 | 月額に含めて計算済 |
5G CONNECT WiMAX | 3718円 | 実質無料レンタル |
■楽天モバイル | ||
Rakuten Turbo | 4551円 | 月額に含めて計算済 |
※この表は画面が狭い場合、横にスクロールできます。
ソフトバンクエアーは、ソフトバンクよりモバレコエアーの方が安いです。
モバレコエアーとはソフトバンクとの公式コラボ製品でソフトバンクエアーと性能は全く同じです。
月額料金が安いだけでなくキャッシュバックが17000円もありソフトバンクエアーよりも大幅に安いのが分かります。
ドコモのhome5Gも5G対応でありながらリーズナブル。
home 5Gは置くだけWiFiの中でも評判が良く高速で快適な通信が期待できます。
au、UQのKDDIグループの置くだけWiFiはauの5G、4G回線とWiMAX回線が使えます。
こちらはauやUQより、WiMAXプロバイダのGMOとくとくBBが割安です。
GMOとくとくBBも高額キャッシュバックで人気があります。
楽天モバイルのRakuten Turboは最近発売された置くだけWiFi。
こちらにはスマホとのセット割がありません。
セット割については後ほど詳しく解説しますが、セットになる置くだけWiFiを選ぶ事で携帯料金が毎月最大1100円安くなる事です。
ただし、楽天モバイルのRakuten Turboはセット割がありません。
楽天モバイルを含むそれ以外の携帯会社ならセット割がないのでおすすめのものを選びましょう。
安くておすすめの無制限「置くだけWiFi」はこれだ
置くだけWiFiを比較した結果、性能、コスパ共におすすめは以下です。
ドコモユーザーなら「home 5G」
ドコモユーザーなら「home 5G」が高速な上に、ドコモの携帯料金も安くなりお得です。
5G回線の4.2Gbpsばかり注目されますが、home 5Gはもちろん、4Gでも1.7Gbpsと十分に高速な置くだけWiFiです。
通信速度の実測ではhome 5Gが他社を圧倒します。単に料金だけでなく、性能で選ぶなら他のキャリアの方もこちらがおすすめです。
auユーザーならWiMAXの置くだけWiFi
auユーザーならWiMAXの置くだけWiFiがおすすめです。
中でもGMOとくとくBBはWiMAXでは最安級のプロバイダです。月額実質3780円(端末月賦込み)とリーズナブル。
WiMAXとau4G、au5G、3つの電波に対応しているため通信速の安定性も高いです。
ソフトバンクユーザーなら「モバレコエアー」
ソフトバンクエアーを契約するのなら、ソフトバンク公式より公式コラボ製品のモバレコエアーの方が実質料金が安いです。
端末も回線のクオリティもソフトバンクエアーと全く同じなのに格安なのでおすすめ。
更に17000円ものキャッシュバックがあるので更に月額料金がお得です。
ソフトバンクの「おうち割光」に対応しており、ソフトバンクのスマホの月額料金が毎月最大1100円安くなります。
格安SIMや格安スマホの方なら自分に合ったもの
格安SIMや格安スマホの方は、これらの中からご自身に合った置くだけWiFiを選びましょう。
なお、楽天モバイルにはRakuten Turboがありますが、セット割がないため、わざわざRakuten Turboを選ぶ必然性はありません。
安定したスペック、ユーザーの評判で選ぶならhome 5Gがおすすめです。
契約縛りがイヤなら5G CONNECT WiMAXというWiMAXサービスもおすすめです。
30日間のお試し期間があるのも魅力。
契約縛りがない分月額4950円と3年契約のGMOとくとくBBよりは高めですが、違約金なしでいつでも気軽にやめられます。
端末は無料レンタルになります。
楽天モバイルのRakuten Turboはどうなのか?
楽天モバイルから出たRakuten Turboは期待されていましたが、率直にいうと高すぎるため選択には入りません。
月額料金は最初の3年が3685円。それ以降は4840円に値上げします。
これに41580円の端末分割代がのっかる(48回払いで866/月、24回払いで1732/月)ため割高感があります。
楽天モバイルは電波の対応エリアが狭い上に、通信速度もあまり期待できないのが現状です。
これだけの料金を支払うならプラチナバンドに対応した他社の置くだけWiFiがおすすめです。
置くだけWiFiと光回線、ポケット型WiFiは何が違うのかを完全解説
置くだけWiFiと光回線の比較
まずは置くだけWiFiと光回線回線の違いをみていきましょう。
光回線は家庭まで有線回線をひきます。
光回線は置くだけWiFiより、通信容量と速度の面で大きく勝っています。
置くだけWiFiが完全な無制限ではないのに対して光回線は完全な無制限で利用できます。
置くだけWiFiは電波である以上、通信制限にかかる事があります。
各社ともその数値は明らかにしてませんが、短期間に大量通信をすると通信速度を落とされるケースがあるのです。
よっぽどのヘビーユーザーでない限り制限にかかる事はありませんが、ヘビーユーザーの方は通信速度を一時的に落とされる場合があります。
通信制限に関しては一定時間が過ぎる(たいてい24時間)と解除されます。また、制限中は通信速度が遅くなるだけで使えなくなるわけではありません。
こういった短期的な制限は速度が遅くなるだけなのでライトユーザーの方は気づかない場合が多いです。
通常の使用に問題ない範囲で通信速度が落とされるからです。
オンラインゲームを沢山遊ぶなら光回線の方が良い
オンラインゲームをヘビーに遊ぶ方なら光回線の方がおすすめです。
通信の安定性も高く、通信速度も一般的に置くだけWiFiより高速です。
月額料金も以前ほど高くないので検討してみる価値ありです。
何より通信のストレスから解放されます。
詳細は以下を参考にしてみてください。
参考【光回線の料金比較】ケース別おすすめで最適な回線が今すぐ分かる!
逆にいうと通常のオンラインゲームならホームルーターでも問題なく遊べると考えて良いです。
置くだけWiFiとポケット型WiFiの比較
置くだけWiFiの特徴は、以下の図の通りです。
置くだけWiFi
- WiFi電波を置くだけWiFiがキャッチ
- 置くだけWiFiがWiFi電波を出してPCやスマホに接続
(LANケーブルでの接続も可能)
置くだけWiFiの原理はポケット型WiFiと同じ事です。
つまり、置くだけWiFiはポケット型WiFiを設置型にしたものなのです。
置くだけWiFiとポケット型WiFiで大きく異なるのはLAN側(WiFi端末とPCやスマホを繋ぐ電波)のスペックです。
置くだけWiFiは同時接続台数も多くアンテナもポケット型WiFiより高出力です。
端末を中心に広い範囲をカバーでき、ポケット型WiFiよりも、部屋をまたいでの接続が可能です。
ポケット型WiFiでも離れたデバイスと通信が可能ですが、置くだけWiFiのWiFi電波の出力にはかないません。
さらに置くだけWiFiはコンセントで稼働するので持ち運びは不可能です。
対してポケット型WiFiはバッテリーなので外でも使えます。
ポケット型WiFiが「持ち運ぶ利便性」を追求しているのに対し、置くだけWiFiは据え置きでの利用を前提としています。
例えば家族で利用する場合に置くだけWiFiは強みを発揮します。
家族がそれぞれの部屋でそれぞれのデバイスを利用する場合などのケースです。
【置くだけWiFiとポケット型WiFiの比較】
参考までにそれぞれの代表的な機種を比較してみます。
ソフトバンクエアー | home 5G | Speed Wi-Fi HOME 5G L11 | |
最大速度 | 下り:2.1Gbps 上り:非公開 | 下り:4.2Gbps 上り:218Mbps | 下り:2.7Gbps 上り:183Mbps |
対応回線 | ソフトバンク5G ソフトバンク4G | ドコモ5G ドコモ4G | au4G au5G WiMAX |
サイズ・重さ | 103×225×103mm 1086g | 170×95×95mm 720g | 70×182×124mm 599g |
同時接続台数 | 128台 | 65台 | 32台 |
置くだけWiFiは同時接続台数、更にWiFi電波の届く範囲に優れています。
他方、ポケット型WiFiは携帯性で優位に立ちますが、WiFi電波が弱いので端末の近くにポケット型WiFiを置く必要があります。
【要チェック】置くだけWiFiの安さ以外の3つの重要ポイント
置くだけWiFiは安さだけで選ぶと後悔する可能性が高いです。
月額料金以外でチェックすべき重要ポイントを知っておきましょう。
1、通信速度の比較
置くだけWiFiのスペック上の速度は以下です。
下り最大速度 サイズ・重さ 同時接続台数 対応回線 home 5G
(ドコモ)4.2Gbps 170×95×95mm
720g65台 ドコモ5G
ドコモ4GSpeed Wi-Fi HOME 5G L11
(au、UQ)2.7Gbps 70×182×124mm
599g32台 au5G
au4G
WiMAXAirターミナル5
ソフトバンクエアー
(ソフトバンク)2.1Gbps 225×103×103mm
635g128台 ソフトバンク5G
ソフトバンク4GRakuten Turbo 5G 2.1Gbps 148×110×110mm
774g128台 楽天5G
楽天4G
※この表は画面が狭い場合、横にスクロールできます。
ソフトバンクエアーとRakuten Turboの同時接続台数は128台となっていますが、この数値は現実的ではありません。
同時接続する台数が増えれば通信速度も遅くなっていくからです。
では、カタログ値ではなく実測値で比較してみましょう。
平均速度 | |
home 5G | 212.15Mbps |
Speed Wi-Fi HOME 5G L11 (WiMAX) | 126.77Mbps |
ソフトバンクエアー ※モバレコエアー | 76.31Mbps |
Rakuten Turbo (楽天モバイル) | 77.61Mbps |
あくまで目安ですが、実測ではドコモのhome5Gが圧勝で、ネットでの口コミでも高速という評判が多いです。
ソフトバンクエアーは置くだけWiFiのパイオニアですから古い端末のままの利用者が多く通信速度の平均が伸びないと考えられます。
とはいえ通信速度はドコモhome5Gが圧倒的。
通信速度で選ぶならhome 5Gで間違いないでしょう。
2、無制限で使える事
月のデータ容量に上限があると、月の終わりまで速度制限にかかっていまいます。
置くだけWiFiは自宅に設置して使うため家族みんなの端末を接続する事になります。
動画視聴はもちろんテレワークなど使うならなおさら無制限は必須です。
参考テレワークにおすすめのポケット型WiFi!レンタルから購入まで徹底解説
これまでに紹介したソフトバンクエアー、ドコモ、au、WiMAXの置くだけWiFiはすべて無制限です。
ただし、完全な無制限ではありません。
月の上限はありませんが、それぞれに特例の速度制限があります。
【ソフトバンクエアーの速度制限】
- 利用の集中する時間帯に速度が低下する場合がある
- 特定のエリアが高負荷になった場合、速度が低下する場合がある
【ドコモの置くだけWiFiの速度制限】
- 混雑状況によって遅くなる、接続しずらくなる場合がある
- 当日を含む3日間のデータ通信量が特に多い場合、他の人と比較して遅くなる場合がある
【au、UQの置くだけWiFiの速度制限】
- 大量通信をした場合、混在時間帯に速度制限にかかる可能性がある
置くだけWiFiは電波であるため、こういった特例的な速度制限は必ずあります。
これは一部のユーザーの大量通信(たとえば1ヵ月繋ぎっぱなしにしてダウンロードし続けるなど)に対する懲罰的な意味合いもあります。
[st-kaiwa1]こういった制限にかかると使えなくなるのではなく、通信速度が遅くなるの
通信制限されていても気づかないまま通信制限が終わってしまうケースも多々あります。
普通に使っている分には特に問題はないでしょう。
3、提供エリアの比較
置くだけWiFiの種類によって使う通信回線、提供エリアが異なります。
使用回線 | |
ドコモhome 5G | ドコモ(5G、4G) |
Speed Wi-Fi HOME 5G L11 (WiMAX) | au(5G、4G) WiMAX |
ソフトバンクエアー ※モバレコエアー | ソフトバンク(5G、4G) |
Rakuten Turbo (楽天モバイル) | 楽天モバイル(5G、4G) |
それぞれキャリア回線の4G、5Gが使えます。
WiMAXは、WiMAX回線を提供しているUQがauと同じKDDIグループなので3つの回線が使える事になります。
ドコモ、WiMAX(au)、ソフトバンクの置くだけWiFiは対応エリアに問題はありませんが、Rakuten Turbo(楽天モバイル)は対応エリアに問題があります。
98%という事は逆にいうと2%の方はエリア外という事になります。
また、楽天モバイルはプラチナバンドに対応していないため、対応エリア内でも繋がりにくいケースもあります。
5Gの提供エリアに関してはドコモが一歩リードしており広いです。とはいえ他のキャリアも猛追していますからいずれ4Gエリア同様に追いつくでしょう。
置くだけWiFiはスマホのセット割で選ぶ
置くだけWiFiは現在使っているスマホとセットで検討するのが基本です。
スマホのセット割とは、対象の置くだけWiFiを選ぶと毎月のスマホ料金が安くなるという仕組み。
いずれのキャリアにもセット割があり、スマホ料金が毎月最大1100円安くなります。
こうったセット割は家族も対象なので、例えば3人なら毎月最大3300円と通信費がかなり安くなります。
スマホのセット割 | |
ドコモhome 5G | ドコモ |
au、UQ WiMAX (KDDIグループ) | au UQ |
ソフトバンクエアー モバレコエアー | ソフトバンク ワイモバイル |
Rakuten Turbo | なし |
ドコモユーザーならhome 5Gがスマホ料金が安くなる上に5G対応のハイスペックなのでおすすめ。
auユーザーはWiMAXの置くだけWiFiがセット割対象なのでおすすめです。
ソフトバンクユーザーならソフトバンクエアー(モバレコエアー)の申し込みでスマホ料金が安くなるのでおすすめです。
Rakuten Turboは楽天モバイルの製品ですが、楽天モバイルのスマホに対するセット割はありません。
格安スマホやスマホの格安プラン(ahamo、povo、LINEMO)のユーザーはスマホ料金が安くなる置くだけWiFiが無いので自身のニーズに合ったものをえらびましょう。
置くだけWiFiがおすすめなのはこんな方!
置くだけWiFiがおすすめなのは以下のようなケースです。
- とにかく安いネット回線が欲しい方
- 工事をしたくない方
- 光回線が引けない方
- 引越しの多い方
- ヘビーにネットを使わない方
- シビアな反応速度が必要なオンラインゲームをしない方
置くだけWiFiは低価格で快適なインターネット回線が手に入るため人気です。
工事が不要でコンセントを差すだけでインターネット接続が可能な便利さが受けています。
さらにスマホとセットのものを選べばスマホ料金が安くなり通信費を安く抑えられます。
ただしヘビーユーザーの方には通信量の制限があったり、通信速度の安定感に不満が残るでしょう。
ゲームについてはまったり遊ぶオンラインゲームなら問題ないものの、FPSなどシビアな反応を求められるものをプレイするには置くだけWiFiは不向きです。
ネットをヘビーに使うならやはり光回線の方が快適です。
ごく一般的にゲームで遊ぶなら問題ないですが、ヘビーユーザーならやはり光回線が安心です。
置くだけWiFiがおすすめできないケース
置くだけWiFiがおすすめできないのは以下のケースです。
- 光回線の速度を求める方
- ヘビーユーザーの方
- FPSなどのオンラインゲームをプレイする方
光回線の速度を求める方
置くだけWiFiは光回線の代用になりますが、光回線ほどの通信速度は出ません。光回線を期待すると遅いという評価を下すでしょう。
実用使いには十分な速度は出ますが通信速度は光回線の方がやはり上です。
高速な回線なら光回線一択です。
ドコモの置くだけWiFi、home 5Gは光回線を超える場合もあるようです。
ただそれも全ての場合に当てはまるとは、残念ながら断言できません。
ヘビーユーザーの方
ヘビーユーザーの方は通信制限に引っかかる可能性があります。
置くだけWiFiは基本的には無制限で使えますが、完全な無制限ではありません。
ライトユーザーならそれ程のストレスになりませんが、ヘビーユーザーの方はこの速度制限がストレスになる可能性があります。
通信制限といっても使えなくなるわけではありません。
通信速度が遅くなるだけなので、制限があった事に気づかない方もいるほどです。
FPSなどのオンラインゲームをプレイする方
置くだけWiFiでもオンラインゲームはプレイできます。
ただし、シビアな反応速度が要求されるFPSなどの一部のオンラインゲームのプレイには不向きです。
まったり遊ぶオンラインゲームなら問題はありません。
置くだけWiFiの7つのメリット
1、月額料金が安い
置くだけWiFiは月額料金が安いのが大きな魅力です。
5G対応で高めのhome5Gは4950円ですから光回線よりも通信費が抑えられる可能性が高いです。
ただし光回線もキャッシュバックの適用など様々な攻勢をかけているので置くだけWiFiの方が高くなるケースもあります。
ポイント
置くだけWiFiの安さのポイントはキャッシュバック
置くだけWiFiを安く手にいれるならキャッシュバック額が重要になります。
キャッシュバックとは実質値引きの事で、指定期間の申請すると支払ったお金が戻ってくるキャンペーンの事。
受け取れる金額も高額なので月額に慣らすと非常にリーズナブルな価格で置くだけWiFiを利用できます。
ソフトバンクエアーの場合
モバレコエアーが17000円の高額キャッシュバックを行っています。
ソフトバンク公式よりも実質料金がリーズナブル。有料オプションに入る必要もありません。
翌月に現金で振り込んでくれるのが魅力。
更に他社からの乗り換えの場合、違約金を負担してくれます。
ドコモhome 5Gの場合
home 5Gも代理店が18000円相当のキャッシュバックを行っています。
home 5Gはドコモ公式でもdポイント15000ポイントの還元を行っていますが用途が限られており、おすすめできません。
18000円相当のアマゾンギフト券がもらえる方がお得です。
au、WiMAXの場合
au、WiMAXの置くだけWiFiもプロバイダのGMOとくとくBBが高額キャッシュバックを行っています。
11ヵ月目にキャッシュバックの振り込み口座の確認メールが来るので、振り込み口座を申請します。
その翌月の末日にキャッシュバック額が振り込まれます。
キャッシュバックを受けとるまで少し期間があるので忘れないように注意が必要です。
置くだけWiFiは顧客争奪競争が激しいのでキャッシュバック金額もかなり期待できます。
2、キャリア回線のセット割がある
前述のとおり、ドコモユーザーがhome5G、auがWiMAXの置くだけWiFi、ソフトバンクユーザーがソフトバンクエアー(モバレコエアー)を契約すると毎月のスマホ料金が最大1100円安くなります。
置くだけWiFiの料金だけでなく、通信費がトータルで安くなるのは大きなメリットです。
格安スマホや格安プランのユーザーにはセット割がないので自由に自身に合ったものを選びましょう。
性能で選ぶなら圧倒的にhome 5Gです。
なお、楽天モバイルのRakuten Turboにはセット割はありません。
3、回線工事が不要(コンセントに差すだけ)
置くだけWiFi最大のメリットが回線工事が不要という事です。
光回線の場合、申し込んでから工事の予定を組むので一般的に数週間後にインターネット回線が開通になります。
【置くだけWiFiの設置はたった3ステップ!】
1、ネットの申し込みで端末が送られてくる
工事不要。デバイスとの間の有線接続も可能なので高速
2、コンセントに接続で緑のランプがつく
3、置くだけWiFi底面にあるSSIDを接続デバイスのWiFi設定から探し、パスワードを入力
接続完了!
置くだけWiFiはネットで申し込んでコンセントに差し込むだけで自宅のWiFi環境が整います。
4、引越しが簡単!
引越し手続きは契約する置くだけWiFiによって違いますが、新たな工事は不要です。
光回線は新たに工事が必要なので日程の調整が必要になります。
5、配線がごちゃごちゃしない
光回線のルーターまわりは配線がごちゃごちゃしがちです。
見かけが悪いだけじゃなくホコリがたまって掃除もひと手間かかります。
たかだか配線と思われがちですが、暮らしの中で使うものなので、スッキリしているに越した事はありません。
置くだけWiFiなら配線はコンセントのみでスッキリです。
6、5Gエリア内なら光回線より高速な事もある
5Gに対応している置くだけWiFiで5Gエリア内なら光回線を超える速度が出るケースが沢山あります。
【home 5G】
←before[通信制限中のWiMAX 2+]
after[HOME 5G(4Gエリア)]→
約300倍早くなった…
( ・д・ )5Gエリアになったらどんだけ早くなんだろ…
( ・д・ ) pic.twitter.com/P2xWRGp9n0— ゴッティー (@gotthy035) October 3, 2021
これは一例に過ぎませんが200Mbps程度の光回線も沢山ありますから軽く超えています。
【Speed Wi-Fi HOME 5G L11】(WiMAX)
https://twitter.com/Ryuzinoo_24/status/1437550192480317440?s=20
ちなみにhome5Gは4Gでも高速だいう報告があります。
ヤマダデンキで、docomo Home5Gを契約。
4G接続でも十分すぎる速度。 pic.twitter.com/77gwiHZC0i— とくたろ|ロゴデザイナー (@toktaro) October 4, 2021
7、ポケット型WiFiよりWiFi電波の届く範囲が広い
ポケット型WiFiは発生するWiFi電波が弱いためにルーター本体と接続デバイスを近づける必要があります。
置くだけWiFiはポケット型WiFiと比べてWiFi電波が強いのが特徴。
部屋をまたいでの接続が可能になります。
一台設置しておけば、別の部屋にいる家族にWiFi電波を供給できるのです。
また同時接続可能台数もポケット型WiFiより多く、家族で同時にWiFi接続可能です。
置くだけWiFi実機レビュー。実際の速度はどれくらい?
当サイトではソフトバンクエアーとWiMAXのHOME 02を実際に契約して比較してみました。
どちらも容量無制限、使い放題の置くだけWiFiです。
横にして並べてみるとサイズの違いは顕著です。
ソフトバンクエアーWiMAXのHOME 02の2倍以上あります。
公称の「最高速度」はこういった電波をキャッチするタイプの端末の場合、あてになりません。
速度は、環境、時間帯、曜日によって大きく変わります。
2つの置くだけWiFiをPCに接続して速度を測った結果
置くだけWiFiはデバイスとの間をWiFiと有線で接続できます。
まずはWiFi接続の速度比較です。
(平日夕方17時台に測定)
【パソコンとWiFi接続した速度】
ソフトバンクエアーが9.6Mbps、WiMAX HOME 02が30Mbps。
WiFi接続だとWiMAX回線の方が3倍以上速いです。
数回測っているのですが、ソフトバンクエアーの方はときどき寸断されている時があり気になりました。
ソフトバンクエアーは遅いとはいえ9.6Mbps。
例えば、NETFLIXなら最高画質に必要な速度は5Mbpsですから十分な速度とも言えます。
【パソコンと有線接続した速度】
置くだけWiFiは有線で繋げるLANポートがあります。
WiMAX HOME 02の裏面
有線接続の速度の測定結果は以下です。
ソフトトバンクエアーが9.5Mbps、WiMAX HOME 02が49Mbps。
ソフトバンクエアーの裏面
5倍近い差がついてWiMAXの圧勝です。
【置くだけWiFiの実際の速度比較表】
ソフトバンクエアー | WiMAX HOME 02 | |
■WiFi接続 | ||
速度 | 9.6Mbps | 30Mbps |
■有線接続 | ||
速度 | 9.5Mbps | 49Mbps |
もちろん置くだけWiFiは環境によって通信速度が違いますから当サイトのレビューが全てではありません。
全国の実測の平均値を見るとソフトバンクエアーの方が速いという結果が出ています。
実測平均 | |
ソフトバンクエアー | 76.31Mbps |
WiMAX HOME 02 | 38.64Mbps |
※みんそく調べ
置くだけWiFiの通信速度は地域、曜日、時間帯などによって大きく変化する事は知っておきましょう。
ちなみに、当サイトのソフトバンクエアーで記録した9.5Mbpsという通信速度も決して遅くはありません。
置くだけWiFiのデメリット、注意点!
実際に契約してから後悔しないためにデメリットもしっかりと抑えておきましょう。
1、完全な使い放題ではない
置くだけWiFiはモバイル回線を使うため完全な使い放題ではありません。
そもそも完全に無制限の置くだけWiFiは存在しないのです。
とはいえ、よっぽどのヘビーユーザーでない限り速度制限にはかからないでしょう。
ポイント
【オンラインゲームをストレスなく遊ぶなら光回線】
動画視聴と並んでGBを消費するのがオンラインゲームです。
ゆるく遊ぶ程度なら問題はないのですが、毎日ハードに遊ぶと一時的な速度制限にかかる可能性があります。
オンラインゲームを沢山あそぶ方は光回線を選ぶのがおすすめです。
2、光回線ほどの速度と安定性は期待できない
置くだけWiFiの速度や安定性は光回線に劣ります。
5G対応で光回線を超える速度を出している口コミもありますが、全ての方がそうとは限らないので要注意です。
特に通信回線が混雑する時間帯に遅くなるという口コミもあります。
ごく一般的な動画視聴なら問題のない速度ですが、シビアな反応速度が必要なオンラインゲームだと厳しいです。
まったり遊ぶオンラインゲームなら問題はないでしょう。
置くだけWiFiを実際に使ってみた評価
左:WiMAX HOME 02 右:ソフトバンクエアー
当サイトではソフトバンクエアーと、WiMAX回線の WiMAX HOME 02を保有しています。
どちらの置くだけWiFiもWEBサイト閲覧、SNS利用、動画視聴、Zoomなど問題なく利用できています。
オンラインゲーム等はプレイしていないので分かりませんが、口コミを見ると置くだけWiFiではFPSのようなゲームは厳しいようです。
最近僕の置くだけWiFiの回線安定具合無さすぎてfpsきつい
— - (@LFiREsuki) December 2, 2020
置くだけWiFiにFPSを遊べるほどのレスポンスの良さは期待できないできないようです。
シビアな反応速度が求められるゲームを遊ぶなら光回線がおすすめです。
あなたはどれ?ケース別おすすめ置くだけWiFi
様々な置くだけWiFiをみてきました。
おすすめは何を重視するかによって変わります。
月額料金の安さを重視する方へのおすすめ
月額料金の安さで選ぶならモバレコエアー一択と言えます。
月額の実質料金が安いだけでなく17000円ものキャッシュバックによる実質値引きがあります。
キャンペーンのページから申し込むと特典としてキャッシュバックがあります。
詳細はキャンペーンページでご確認ください。
スマホのセット割がなくても月額の実質料金の安さは最安級です。
通信速度を重視する方へのおすすめ
通信速度を重視するならドコモ回線のhome 5Gが高速です。
5G回線エリアなら光回線に匹敵する速度が見込めます。
5Gが高速なの当たり前ですが、home 5Gはドコモ回線なので4Gでも速いです。
ドコモスマホユーザー以外でも高速でストレスがないインターネット回線が欲しい方におすすめです。
キャンペーンサイトから申し込むと18000円相当のキャッシュバックがもらえます。詳細は上記ページで確認してください。
自宅以外でも使うならWiMAX
自宅以外に持ち出して置くだけWiFiを使うならWiMAXがおすすめです。
ドコモのhome 5Gやソフトバンクエアーは登録した自宅でしか使えませんがWiMAXは他の場所に持ち出して使用できます。
たとえば実家に持っていって使いたい時などにWiMAXなら住所の変更が不要です。
置くだけWiFiよくある質問(FAQ)
置くだけWiFiとホームルーターの違いは?
置くだけWiFiとホームルーターは同じものです。正式名称がホームルーター、俗称が置くだけWiFiになります。
「コンセントに挿すだけWi-Fi」と呼ぶ方もいます。
無制限で使える?
基本的にどの置くだけWiFiも無制限ですが短期間に集中的に一定のデータ容量を利用すると制限にかかる事があります。
通信速度が制限されたとしても、全く利用できない程の通信速度にはならないため「無制限」と表記しているところが多いです。
友人宅に持って行って使える?
ドコモhome 5Gやソフトバンクエアーは登録した場所でしか利用できません。それ以外で利用する際は住所変更が必要です。
WiMAXの置くだけWiFiは自宅以外でも利用できます。
置くだけWiFiの会社と違うスマホでもWiFi接続可能?
置くだけWiFiと違う会社のスマホでも利用可能です。たとえば、ドコモhome 5Gでもソフトバンクやauのスマホに接続できます。
ソフトバンクエアー、WiMAXも同様です。
置くだけWiFiの解説動画
置くだけWiFiの事をコンパクトに理解できるように動画を作りました。
急ぎの方やポイントだけ知りたい方は以下をご覧ください。
こちらの動画では通信速度重視でドコモのhome 5Gを基本的に推しています。通信クオリティ重視ならhome 5G一択ではないでしょうか。
そしてホームルーターもインターネット回線である以上、通信クオリティがもっとも重要です。
置くだけWiFiの選び方まとめ
置くだけWiFiは光回線に代わる有力なネット回線。
データ量、料金、速度と3つを比較して選ぶ事が大切です。
また、ご自身の携帯電話のセット割を中心に選ぶのも通信費全体を安く抑えるコツです。
- ドコモを利用中ーhome 5Gキャンペーンサイト
- auを利用中―WiMAXキャンペーンサイト
- ソフトバンクを利用中―モバレコエアー公式サイト
ドコモならhome 5G、auならWiMAXの置くだけWiFi、ソフトバンクならソフトバンクエアーを選ぶとスマホ料金が割引になります。
格安スマホや格安プランの方はセット割がないのでこの中から自由に選べます。
実力で選ぶならドコモのhome 5Gがもっともおすすめです。