LINEMOは月の途中にデータが余った場合も次月に繰り越すことはできません。しかし、それを上回るメリットがあるので大人気になっています。
今回はLINEMOでデータが足りなくなった場合の対処法、余ったらどうすべきか?更に他社の格安プランでは繰り越しができるのかを徹底解説します。
LINEMOはデータ繰越しができなくても他社よりお得な理由
LINEMOは繰り越しもシェアもできません。しかし、データ量がお得になるポイントがあります。
まずはLINEMOのプランの詳細を見てみましょう。
ミニプラン | スマホプラン | |
データ容量 | 3GB | 20GB |
月額料金 | 990円 | 2728円 |
特徴 | LINEのデータ消費ノーカウント | |
データ超過後速度 | 最大300Kbps | 最大1Mbps |
LINEMOにはデータ繰り越しがなくても大きなメリットが2つあります。
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1、LINEで消費したデータ量がカウントされない
LINEMOはLINEのデータ消費がカウントされません。
そのためLINEでのデータ使用量が多い方はかなりの節約になります。
LINEのトークはもちろん、LINE通話やビデオ通話でのデータ消費も無料です。
そのためデータ量が月の上限に達した後もLINEは通常通りに利用できるのです。
更にLINEMOの通話をフル活用すればデータ量だけでなく通話料も節約できます。
友人同士や家族との通話をLINE通話に変えてしまえば通話料を大幅に削減することが可能です。
特に音声通話・ビデオ通話が無料なのはLINEMOの大きなメリットです。
2、月のデータ量超過後も最大1Mbpsの速度が出る
LINEMOの20GBプランは月のデータ量を消費した後も1Mbpsの通信速度が出ます。
ちなみに大手キャリアの場合、データ量上限を超えると128kbps。これはウェブサイト閲覧すら困難な速度です。
LINEMOの20GBプランの低速状態である1MbpsはSNS、メールはもちろんサイト閲覧、更にはYouTubeを標準画質で視聴可能なレベルです。
3GBプランの場合は、データ量超過後は最大300Kbps。最大300KbpsはSNS、メール、ウェブサイト閲覧なら何とか可能な速度。YouTubeの動画は難しいですがキャリア回線の通信制限のように完全に利用できないほどの低速ではありません。
通信制限になってもそこそこ使えるため前月のデータの繰り越しがなくても満足という方は多いです。
特にデータ量上限に達した後もSNSが使えるのは大きな魅力と言えます。
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途中でデータが足りなくなったらチャージ可能!
前述のとおりLINEMOは月のデータ上限を超過した後の低速状態でもインターネットのコンテンツを楽しめます。
特に20GBプランの低速状態は最大1Mbpsとそこそこ速いので重い動画を視聴しない限り満足な方もおられるでしょう。
しかし、低速状態ではできる事は限られますし、コンテンツの読み込み時間がストレスになる事もあります。
低速状態を通常の速度に戻したいならデータのチャージを利用しましょう。
LINEMOはデータを1GB:550円で購入できます。
チャージ料金には割高感はありますが低速状態を戻したい時に重宝するシステムです。
オートチャージ機能もあり、データを使い切ると自動で追加可能。
データの購入、オートチャージ機能のON/OFFはLINEMOの会員サイトから簡単に申し込みできます。
LINEMOのデータチャージの手順
- MyMenuへログイン
- 「チャージする(予約購入)」→「申し込む」をタップ
- チャージ完了
反映まで最大6分程度とスピーディ。オートチャージもMyMenuから設定可能です。
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LINEMOのデータが余るなら繰り越しでなくプラン変更で対応
LINEMOのデータ量が毎月余る場合、繰り越しはできませんがプランを変更で対処する事が可能です。
前述のとおり、LINEMOには20GBと3GBのプランがあります。
20GBプランで毎月データを余らせてしまう方は3GBプランへの変更を検討しましょう。
20GBプラン→3GBプランへの変更はもちろん3GBプラン→20GBプランへの変更もオンラインで簡単にできます。
契約したプランのデータ量に不満がある場合は、プラン変更してご自身に最適なものに変えるのがおすすめです。
LINEMOのプラン変更の手順
- My Menuへログイン
- 「ミニプラン」、または「スマホプラン」をタップ
- 「お手続き内容をあとで確認する方法」で「WEB(My Menu)で確認する」または「書面(ご契約住所に郵送)で確認する」を選ぶ
- 「注意事項」を確認→「変更内容を確認する」をタップ
- 「大切なお知らせ」を確認→「変更をつづける」をタップ
- プラン変更内容を確認→「同意する」にチェック→「申し込み」でプラン変更完了
IIJmioならデータ繰り越しに対応でLINEMOより安い
データ繰り越しや家族間のデータシェアがしたいならIIJmioがおすすめです。
データ容量 | LINEMO | IIJmio |
2GB | 850円 | |
3GB | 990円 | |
5GB | 990円 | |
10GB | 1,500円 | |
15GB | 1,800円 | |
20GB | 2,728円 | 2,000円 |
月額料金のすべてにおいてLINEMOよりIIJmioの方が安いことが分かります。
更にIIJmioは繰り越しだけでなくデータシェアにも対応しています。
通信制限後の速度はLINEMOより厳しいですが、余ったデータを次月に回せるのは大きな魅力です。
繰り越し可能なワイモバイルとLINEMOの比較!
LINEMOのライバルであるahamo、povo、楽天モバイルはデータ繰り越しができません。
しかし、LINEMOと同じソフトバンクが運営するワイモバイルならデータ繰り越しが可能です。
それぞれのプランを比較してみましょう。
データ量 | 月額料金 | |
■LINEMO ※データ繰り越し不可 | ||
ミニプラン | 3GB | 990円 |
スマホプラン | 20GB | 2728円 |
■ワイモバイル ※データ繰り越し可能 | ||
S | 3GB | 990円 (割引前:2178円) |
M | 15GB | 2090円 (割引前:3278円) |
L | 25GB | 2970円 (割引前:4158円) |
ワイモバイルは家族割か光回線のセット割を適応することで安くなるのが特徴です。
逆にいうと家族で利用しない方や光回線のセット割のない方は割高なのがワイモバイルのデメリットです。
ワイモバイルはLINEMOと違い余ったデータを次月に繰り越す事が可能。
更に「子回線専用プラン」があり、データをシェアもできます。
月額料金の単純な比較だとLINEMOのシンプルな安さはやはり魅力的。
参考LINEMOは家族割にカウントされる?ソフトバンクから乗り換えについて
ワイモバイルは家族割か光回線のセット割による割引を前提とした月額料金であり、割引が適応されない方は割高です。
ワイモバイルはLINEMOと違い繰り越しができるのが魅力ですが割高感があります。
無駄なくデータ量を使うならワイモバイルよりも使った分だけ料金の発生する楽天モバイルの方がおすすめです。
逆にいうと家族が少なく光回線のセット割もないならばLINEMOがおすすめになります。
LINEMOには前述のとおり繰り越しはありませんがその分、月額料金がリーズナブルです。
楽天モバイルなら使った分だけ課金で繰り越しも不要
LINEMOのデータ量を余らしてしまう場合は、従量課金制(使った分だけ料金が発生)の楽天モバイルがおすすめです。
【LINEMOと楽天モバイルの比較】
LINEMO | 楽天モバイル | |
月額料金 | 3GB:990円 20GB:2729円 | 3GBまで:1078円 20GBまで:2178円 20GB~無制限:3278円 ※パートナー回線エリアは5GB上限 5GB超で1Mbpsに速度制限 |
公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
3GBなら楽天モバイルがやや高いですが、20GBなら楽天モバイルの方が安いのが分かります。
楽天モバイルは使った分だけ料金がかかる仕組みなのででデータ量が余らず繰り越しの必要もありません。
更にデータ量無制限で利用できます。
最大限に使っても3278円/月と格安なため大人気になっています。
楽天モバイルは楽天モバイルエリア内の方はもちろんエリア外も無制限なのでおすすめの格安回線です。
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LINEMOのデータ繰り越しに関するよくある質問
LINEMOはデータの繰り越しはできる?
LINEMOはスマホプラン、ミニプランともに次月へのデータ繰り越しはできません。
データのシェアにも非対応です。
LINEMOのデータが余ったらどうしたいい?
データが余る場合は次月よりプラン変更するのがおすすめです。
20GBのスマホプランの方なら3GBプランへの変更することでデータ量を余らせることの対策になります。
LINEMO以外でデータ繰り越しができるのは?
ワイモバイルなら翌月のデータ繰り越しに対応しているのでおすすめです。
ワイモバイルはLINEMOと同じソフトバンクグループなので、ソフトバンク回線の方は乗り換えが容易です。
月の途中でデータ量が足りなくなった場合は?
1GBあたり550円でデータをチャージできます。
またデータ上限に達した後の低速状態でもLINEMOは全く使えなくなるわけではありません。低速状態であっても20GBのスマホプランなら最大1Mbps、3GBのミニプランは最大300Kbpsの速度が出ます。
更にLINEMOはLINEのデータ消費がカウントされないため、上限に達した後もLINEは通常通り利用できます。
他社の格安プランであるahamo、povoは繰り越しに対応している?
ahamoもpovoもデータ繰り越しに対応していません。
【まとめ】LINEMOはデータ繰り越し不可だがシンプルに安い
LINEMOはデータの繰り越しがない分シンプルな安さが魅力です。
LINEのデータ消費がカウントされない「ギガノーカウント」を賢く利用すればデータ消費を節約することも可能。
また、月途中でデータ上限に達した後の低速状態でも1Mbps(20GBプランの場合)とそこそこの速度が出るのも魅力です。
更にデータを1GB単位で追加購入もできます。
LINEMOのデータ量を余らしてしまう場合は、従量課金制の楽天モバイルがおすすめ。
使った分だけ月額料金がかかるため無駄がありません。1GBまでは月額料金がかからないのも魅力です。
LINEMOと同じソフトバンクグループのワイモバイルはデータの繰り越しが可能ですが、家族割や光回線のセット割が適応されないと割高感は否めません。
いずれにせよご自身の利用するデータ量に合ったプランを選べば繰り越しがなくても十分お得に通信回線を使う事ができます。